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とことん未来志向の発想で 「面白い人」たちとのネットワークを築く(株式会社ビービット)

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株式会社ビービット
猪内 学 氏
山田 真史 氏(現 neumo Co-founder)

「とにかく面白い人たちに会いたかったですね」CDF への参加の動機を尋ねると、山田真史氏は即座にこう答えた。メーカーやバイオベンチャーの参加企業が多い中、唯一のコンサルティング企業として CDF に参加した。「自社技術を持たないコンサルティング企業が新しいことを仕掛けていくためには、『面白い人』との長期的なネットワークが重要です」と彼らは言う。それをいかにして構築するのか、CDF への参加を決めた山田氏と、採用担当者として参加した猪内学氏にお話を伺った。

最先端を走る「面白い人」たちを求めて

ビービットが提案するコンサルティングサービスは、行動観察などのデータに基づいてユーザの行動や心理を把握する点が特徴だ。真に役に立つサービスを提供するためには、人間理解が不可欠であるという発想が事業の根本にある。山田氏は、新しい事業を仕掛けるには、領域を問わず、自分たちでは思い至らないようなアイデアを持つ人に触れる必要があると考えている。「課題の着眼点が普通の人と外れていたり、取り組んでいる課題は普通でもアプローチをとことん突き詰めていたりする、そういう人のアイデアを自分たちの領域に適用することでブレイクスルーが得られるのではと期待しています」。では、そうした人材はどこにいるのか。各自の専門領域で最先端を走る研究者こそまさにその人材だろう、と山田氏はかねてから注目していた。

「今すぐに」を期待しない

「研究者のアイデアを即座に私たちのサービスに導入することは期待していませんでした」と、山田氏は振り返る。その背景にはビービットの人材観がある。山田氏らが CDF の場に求めていたアイデアは、研究者が各領域の最先端で試行錯誤の最中にあるものだ。そのため、現時点での具体的な組み方は分からないが、将来的に全く新しい連携ができる可能性があるという。当日の企業ブースでは、自社の紹介はほどほどに、立ち寄った研究者の研究に関する議論に花が咲いていた。ウェルビーイングの可視化を目指してユニークなアプローチをとる研究者や、起業のアイデアをあたためる医学者など、刺激的な発想を持つ人に出会えたという。当日に意気投合し、後日オフィスを訪れた研究者もいた。「私たちは、採用することがゴールではなく、つながりの副産物のようなものとして採用を考えています。今すぐに入社かどうかということよりも、小さくても関係性や縁を結ぶことの方が重要ですね」と猪内氏は語る。直近の採用に繋がらなくても、将来的に研究やプロジェクトで共同することもありえる。まずは相手がどんな人で、どんな研究をしているのかを知り、長期的なネットワークを構築しようとするスタンスが伺える。

必要なのは世界観の共有

CDF参加を経て、未来を見据えたネットワークを構築するためには、自分たちのことを発信する際にも工夫が必要だと猪内氏は感じたという。「ビジネス系の発信をするときにはアプローチの独自さやビジネスモデルの話になりがちですが、自分たちがこれから先の 50 年間でどのような世界を目指したいのか、それをどういったアプローチで実現していくのかという、世界観を発信し、様々な人々と共有したいと思っています」。ビービットでは、貢献志向で企業が活動することで、人間にとっての体験品質が高い社会を豊かな社会と捉え、人間を探究することによってその実現を目指している。相手の話をよく聴き、自分たちの世界観を共有し、議論する。とことん未来志向の発想でCDF に参加したビービットは、人間特性に合った高品質な社会を共に実現する仲間を着々と増やしている。

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