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キャリアディスカバリーフォーラムに参加する前に読んでほしい研究キャリア発見マガジン『incu・be』

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リバネスでは、研究者の新しい生き方を発見するための場として『キャリアディスカバリーフォーラム』を開催しています。

ベンチャーを中心に企業と若手研究者が自由に語り合って相互に理解を深めながら、解決したい課題や熱意を持って取り組んでいる研究テーマ、将来のビジョンなどを共有し、インターンや採用、共同研究など多様な形で共に一歩を踏み出す機会となっています。

キャリアディスカバリーフォーラム2021in東京(11月)を開催しました!

 

そんなキャリアディスカバリーフォーラムに参加する前に、ぜひ一読してほしいのが若手研究者のための研究キャリア発見マガジン『incu・be』のvol.55(2021年冬号)です。

<<incu・be vol.55のPDFダウンロードはこちら >>

 

vol.55では、先輩研究者の事例だけでなく、自分自身の理解を深めるツールも紹介しており、若手研究者が自身の研究キャリアを考えるヒントがたくさん詰まっています。ぜひこの1冊に目を通して考えたことやモヤモヤと感じたことを胸に、新たな研究キャリアの選択肢を発見する機会としてキャリアディスカバリーフォーラムをご活用ください。

ということで、今回はキャリアディスカバリーフォーラムに参加する前に読んでほしい『incu・be』 vol.55のイチオシの記事と活用方法をご紹介します。

 

先輩研究者たちのキャリアをヒントに

incu・be vol.55では、先輩研究者3名の事例をインタビュー記事でまとめた特集『研究キャリアの分岐点〜学位取得の先にあるもの〜』を掲載しています。

今回取材した3名の先輩方は学位取得のタイミングも、歩んできたキャリアや現在の立場も様々です。先輩研究者たちにとっての「研究キャリアの分岐点」がいつ、どのように訪れたのか、そして何を考え、どんな選択をしたのか。先輩方の事例から、周囲の環境も自分自身すらも変化していく中で選択していった道は、必ずしも一つの職業や職種に限らないことがわかります。

今回の特集は、一度は大学の外に出て社会人になってから博士号を取得した例もあり、修士課程の学生にとっても参考になる内容となっています。自身の研究キャリアを今まさに一歩踏み出そうとする大学院生の皆さんにとって、研究キャリアの選択肢を考える参考になると思います。

 

P4:未知へと踏み出すチャンスは自らの発信で手繰り寄せられる
QBキャピタル合同会社 具島 三佳 さん

P6:複数の居場所を持つことが軽やかな選択を可能にする
東京農工大学 工学研究院 先端情報科学部門 准教授 中山 悠 さん

P8:自分の心に正直に、研究を深められる環境を模索し続ける
ボールウェーブ株式会社 代表取締役社長 赤尾 慎吾 さん

 

また、この特集を読めば、キャリアディスカバリーフォーラムをキャリアの分岐点で道を選ぶためのヒントを見つける、または、自ら分岐点を創る機会として活用できるでしょう。当日は研究成果の社会実装に取り組む参加企業から先輩研究者たちが参加します。vol.55の特集を読んだ上で先輩方とコミュニケーションをとり、研究キャリアの新しい選択肢を探しに来てください。

11/20開催の「キャリアディスカバリーフォーラム in 東京」の様子

 

 

QPMIシートで自身のベクトルを探る

『incu・be』ではお馴染みの思考ツールを紹介するコーナー「キャリア発見!ツールボックス」(P24-25)では、学会や就職活動など自身のキャリアを開拓する場面で活用できる自己紹介を考えるためのツールを紹介しています。

皆さんは研究者である自分自身のことをどのように自己紹介していますか?本コーナーでは、目指す自己紹介の形として、「自分は何をしている人か(what)」ではなく、「自分は何をしたい人か(why)」といった自らの向かいたい方向を明確にして発信する自己紹介を推奨しています。これにより、皆さんの進みたい方向性を自己紹介の中で示し、必要な仲間を集める力となると考えています。

 

<自己紹介の変化イメージ>

 

vol.55の本コーナーでは、そんな自己紹介を考えるための要素としてQPMIサイクルを取り上げ、自身のQuestionとPassionを整理するためのQPMIシート(PowerPointファイルのDLリンクあり)を提供しています。本コーナーはWeb記事としても公開されていますので、ぜひ以下のリンクよりご覧ください。

1分自己紹介をパワフルにする〜QPMIシート〜 | incu・be vol.55

 

incu・be vol.55では、特集やツールボックスといったコーナーの他に「Carrer Discovery コラム:新時代のビジネスに、博士人材が必要となる理由」(P18-19)など、皆さんのこれからを後押しする情報を掲載していますので、その他の記事もぜひ読んでみてください!

 

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自身のQとPを企業にぶつけてみませんか?

incu・be vol.55の記事を読み、QPMIシートを実際に埋めたら、ぜひキャリアディスカバリーフォーラムに参加してQuestionとPassionを発信してみませんか?

本イベントでは、ベンチャーを中心に研究開発を行う企業が参加します。ブースでの参加企業とのコミュニケーションの際に、ぜひQPMIシートを活用して考えた自己紹介を試してみましょう!実際に自らの方向性を発信し、相手の方向性と重なる部分を探すことで、具体的な接点を作るきっかけが見つかるかもしれません。

参考:参加企業紹介|キャリアディスカバリーフォーラム in 大阪(2/12開催) 

キャリアディスカバリーフォーラム in 神戸 の様子

キャリアディスカバリーフォーラムでは、採用だけをゴールとせず、熱をもった「人」との出会いで新たな研究テーマ、社会課題を解決しうる新たなプロジェクトを生み出したい企業が集まっています。

参加する学生の皆さんにとっては、自身の専門をわかりやすく伝えることはもちろん、自分の知識を社会で活用することを意識したディスカッションに挑戦する場でもあります。

研究成果の社会実装を目指して起業した先輩研究者たち、そして研究者の力を借りて新たに事を仕掛ける起業家たちとの交流から、ご自身の研究活動やキャリアについて新しい視点を得る機会としてご活用ください。

次回は2022年2月12日(土)にキャリアディスカバリーフォーラム in 大阪 を開催します。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

 

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【お問い合わせ】
株式会社リバネス 人材開発事業部(担当:仲栄真)
Tel:03-5227-4198 / Mail:[email protected]